夫との出会い*第一印象そして初デート
こんにちは、絵夢(えむ)です。
今回は夫との馴れ初めについてです。
まずこのときの私は夜のお仕事を辞めたいと思っているときで結婚は特に考えておらず、恋人ができれば仕事を辞める意志が固まると思いOmiaiをインストールしました。
夫は3ヶ月の間に9人の女性と会って1回きりで音信不通になり、もう次で最後にしようと思っているときだったそうです。
たくさんの人からいいね!をもらって、厳選していきます。(このとき2、3日放置していたらいいね!が500を超えていて見るのが大変でした…)
何人かにいいね返しをしましたが、どいつもこいつも仕事は何してますか?名前はなんて言うんですか?どこらへんに住んでるんですか?と、プロフィールに書いてあることを聞いてくるので即ブロック。
LINEを聞いてくるなんて言語道断です。
こんなに警戒心が強かったのは職業柄仕事関係の人に見つかって身元がバレるのが怖かったからです。
そんな中で一人、加工も何もしていない素朴な写真に横顔が写っている男性がいました。
正面顔を想像して…うーん、もしかしたらタイプかも!と思い、いいね!を押し、草食系っぽく見えたのでこちらからメッセージを送りました。
アプリを消してしまったので当時のやりとりは残っていませんが、少なくともブロックをするような質問や会話は投げかけてきませんでした。
アプリ内で数日メッセージのやりとりをして、会ってみることになりました。
この人ならなんか無害そうだし大丈夫かも、と思いLINEを交換して電話をしました。
…?
他県の人だからか喋り方なのか、なんか喋るの下手かも…声は好きじゃないな…てか一人称「自分」ってなんかやだな…
まあとりあえず約束しちゃったし会うしか!!
ということでマッチングしてから約10日で初対面の日を迎えました。
当日…の前に、前日。
夫とやりとりをする前に階段を踏み外して自分で自分の足を踏み潰した私。ずっと足が痛くて職場の人から本気で病院に行くことを勧められて整形外科に行きました。
医者「折れてますね。よく我慢してましたね。」
なんと骨折していることが判明しました。
夫は「大丈夫なの!?歩ける?!」と、延期を仄めかしますが生活はできてるから大丈夫!ということで厚底ブーツで当日を迎えます。
13時ごろ、私の家の近くのコンビニで待ち合わせ。
お茶とお水を買って待機します。
夫から「もう着くよ!」と連絡が来ましたが、一向に現れません。
隣の別のコンビニに行っていました。
その時点で、はぁ?と思っていた私。
ただ、夫も紅茶を味違いで2本買ってきてくれていて、やること一緒じゃん!と会話が膨らみます。
夫からの第一印象:可愛いー!!ギャルっぽいな!?なんか目の奥に闇を感じる!
私からの第一印象:背高っ!!顔タイプ!!トークはやっぱ下手!!
さて、ナビを設定して目的地に向かいますが違和感を感じます。
なんと車内無音。
いや無理無理無理無理!!!
レゲエとかなんかかけてよ気まずいかよ!!
30分くらい無音で走行して、カフェに到着しました。
モンブランが食べたかったのですが売り切れでそれっぽいものを注文しました。
食べて喋って、次の目的地へ向かいます。
(このときBluetoothに繋いで無音が終わりました。)
その土地の伝統的なものが展示されている場所で、人も少なくゆっくり見ることができました。
いろいろ見ていて、頭の中で(なんかこれ牙みたい。って言ったらバカっぽいかな?)と思っていたら「おお〜!牙みたい!」と夫が言いました。
以心伝心!ちょっと嬉しかったです。
閉館時間になり、外に出て、階段をゆっくり降りていたら「大丈夫?」と手を差し伸べてくれたのでそのまま手を繋ぎました。
そして晩ごはんはお互いに大好きな貝料理!
事前に夫が「ネット予約だとGo To Eatで安くなるみたい!」と言っていたのですが会計時に反映されておらず、店員さんに確認したら「うちはGo To Eatやってないんですよ…💦」と。
は?ちゃんと確認しとけや。幻滅しました。
ここまでの流れを見ていて気づいた方もいると思いますが、私は理想がバカ高い&完璧主義者&超せっかちです。
イライラしたのでお店を出て煙草を吸いました。
夫はそんな私を見て(イライラしてるなぁ…なんでだろう?)と、気を遣っていたようです。
車に戻ったのが20時ごろでまだ時間があったので私の家の近くにあった大きい公園に行きました。
少し散歩をして夫から「付き合ってほしい」と、告白されました。
減点が重なっていたので(何様でごめんなさい)躊躇しました。ただもう喫煙もせっかちも完璧主義も見せたし、あとは仕事のこと話して反応見ようかなということで「いいけど私、人に言えるような仕事してないから仕事のことだけは口出ししないって約束できる?」と、超上から目線で答えました。
夫は一瞬悩みましたがすぐ「わかった、何も聞かない。大丈夫」と答えてくれました。
こうして私たちは初対面の日に付き合い始めました。